映画 メッセージ 感想

2021年2月11日

先日、映画の「メッセージ」が地上波で放送されましたね。
SFファンの間では、かなりハイレベルに科学考証された超傑作として語られる名作です。

感想も高評価が多いのですが、「いまいち分かりにくい」という意見もあるようです。

岡田斗司夫氏の解説はこちら。

やって来た宇宙人は、一般的な地球人と違って四次元の世界で生きている存在。つまり未来も過去も同時に見ることができている。

そしてヒロインもまた未来が見える存在。
人は未来が見えた時、どのように生きるだろうかという、哲学的なテーマを孕んだ作品なんですね。

そういう意味では「進撃の巨人」も同じようなテーマを持ってますね。

もし仮に未来が見えてしまったら、白けてしまって何も面白くないんじゃないか？
という気もするけど、案外そうでもない。

ネタバレしてる映画でも、あえて最初から観て楽しむことができるのと同じ。
一度クリアしたRPGでも、レベル1からやり直してまた楽しくプレイできるのと同じ。

意外と白けずにやっていけるものだと思います。

人間って本当は未来を見る力があるんだと思う。でもほとんどの人が怖がって見ないようにしてるんだと思う。

怖がらずにちゃんと未来を見据えることができるようになったほうが、今、目の前にある現実もちゃんと楽しめるようになるのかもしれませんね。

メッセージ Arrival