戦略的 へりくだり

2021年4月11日

世の中には2種類の人間がいると思います。

・平気で「てのひら」を返せる人
・なかなか「てのひら」を返せない人

この2種類。

前者は生きていくのがある程度はラクだと思います。
例えば、自分がバカにしていた後輩が一気に出世して上司になっても、揉み手で近づいていけるから。

これが平気でできたら人生イージーでしょ。
逆にこれができないと人生はハードモードです。

もっと別の言い方をするなら、前者は「ごめんなさい」が言える人。
後者はそれをなかなか言えない人。

後者は見下している人の前では「失敗できない」という緊張感でヘトヘトになってしまいます。

では後者はどうやって生きていけばラクになれるのでしょう？
答えはあります。

はじめから「てのひら」を返さなくて済むようにへりくだって生きていれば良いんです。
相手が後輩だろうと子供だろうと、極端な話、誰に対しても敬語で話すぐらいにへりくだっていれば、どんでん返しを喰らわずに済みます。

相手を見下しているからこそのイライラっていうのもありますからね。
へりくだって生きることで、そのイライラからも開放されます。

ただし人間が生きていくためには「自信」も不可欠です。
だから魂までは売らないように気をつけたほうが良い。

あくまで戦略的な「へりくだり」である自覚は忘れないようにしたいものですね。

楽に生きる