生きづらい芸人 アメトーーク!

2021年5月30日

先日の「アメトーーク!」は「生きづらい芸人」。

他人から言われたちょっとした言葉を1ヶ月以上引きずったり、逆に自分の言ってしまった言葉をずっと引きずったり。

若い頃はだいたいみんなそんなもんでしょう。

いい年こいてもその感性をかたくなに守ってるのは芸術家とか小説家とかぐらいですかね。そして芸人も芸風によってはそういう感性を守って生きていかなきゃいけない。

本人たちもたぶん気づいているんでしょう。捨てようと思えばその感性を捨てることはできるってこと。でもそうなったら終わりだと思ってるから頑なに苦しみを抱え込んでる。

味覚とかと同じで、放っておけば感性なんてどんどん失われていくんですよね。

彼らの問題点は「自分たちは特殊」だと思ってるってこと。でもそうじゃない。誰もがそういう時期があってそれを捨てて生きてるだけ。

その感性で作ったネタがなんでウケるのかと言えば、みんな「身に覚えがある所」をついているから。

「繊細な人」と「鈍感な人」に分けられるんじゃなくて、「捨ててない人」と「捨てた人」がいるだけだと思います。

生きづらい