鬼滅の刃 スキの糸 なんだった

2021年8月29日

「鬼滅の刃」の主人公・炭治郎には、当初「スキの糸」が見えるという演出がありました。

あれって、なんだったのでしょう？

なぜ「スキが見える」ではなく「スキの糸が見える」でなければならなかったのでしょう？

「糸」って言われても一般的にはあまりピンとこないし、例えとして秀逸とは言えない演出でしたよね。

私が思うに、あれって作者の実体験というか実感をそのまま描いてたんじゃないでしょうか。

たぶんあの当時の作者には「ヒットの糸」が見えていて、それに引っ張られるように漫画を書いていたのだと思います。

「見える」だけじゃなく「引っ張られる」。
だから「糸」という表現になったんじゃないかな～～と思います。

実は私も似たような体験をすることがあるのです。

私は歌を聴きながら鼻歌を口ずさむことが多いのですが、我流でハモリを入れたがる癖があります。

で、たまに「ハモリの糸」が見えて引っ張られるように歌ってしまうことがあるのです。

そういう時は気持ちよく協和音が鳴るのです。
あれって不思議なんですよね。

どんなジャンルにも「〇〇の糸」ってあるのかもしれません。

ハモリ